Electronics

2012.10.18

透明レジンを使った3Dプリントの光学的応用

Text by kanai


Disney Researchは、カーネギーメロン大学と共同で3Dプリントした透明レジンを使った面白い研究をしている。光を誘導する「ライトパイプ」だ。詳しいことは、先ごろ発表された研究論文「Printed Optics: 3D Printing of Embedded Optical Elements for Interactive Devices」(プリント光学:インタラクティブデバイスのための光学素子を埋め込んだ3Dプリント)に書かれている(PDF)。
彼らのサイトより:

Printed Optics(プリント光学)は、インタラクティブデバイス用に、3Dプリンターを使って自由に作ることができる新しい光学素子へのアプローチです。プリント光学は、インタラクティブデバイスに直接埋め込むことで、センサー、ディスプレイ、照明などに応用できます。この素子を使えば、ユニークな表示面、今までにない照明技術、独自の光学センサ−、頑丈な埋め込み部品が、高速で精密なカスタマイズされたインタラクティブデバイス用に、デジタルに作ることができます。
プリント光学は、インタラクティブデバイス全体を3Dプリントで作るという、私たちの長期にわたる展望の一部です。未来のデバイスは、ユーザーの好みに応じて形や機能を選び製造するという形になります。プリント光学は、現在の3Dプリント技術での、この展望の可能性を探るためのものです。


– Goli Mohammadi
原文