Electronics

2012.11.06

Chris AndersonがWiredを退職

Text by kanai


Chris AndersonがWired の編集長を務めながら、彼が創設したドローンの会社、3D Roboticsをどうやって経営していたのか、ずっと疑問だったけど、ドローンビジネスに専念することを決めたようだ。ドローンのほうが雑誌より儲かると踏んだわけかな。
これは本日、Wired のスタッフに配信されたメール:

本日、WiredのChris Anderson編集長は、今年末でCondé Nastを退社し、数年前に自らが創設した3D Roboticsの CEOに着任すると発表しました。「私は起業家としての夢を追いかけたいと思っています。デジタル革命に影響を与え、またこれを記録するというWiredの使命は以前にも増して重要になり、さらに大きく進歩していくことと確信しています」とChrisは話しています。
Chrisは2001年に編集者としてWiredに加わりました。その在職中、Wiredは全米雑誌賞を8回受賞し、そのうち2005年、2007年、2009年、2010年には栄えある最優秀賞を獲得しました。Adweekからは、Wiredが2000年代最高の雑誌として表彰されました。
現代に挑戦し未来を予測するすべてのブランドのなかでも、Wiredは、「何が重要になるか」を決する探求の次なる段階に乗り出そうとしています。みなさんもいっしょに、Wiredという人気雑誌へのChrisの多大なる貢献に感謝しましょう。私たちは、彼が新しい冒険が幸運に恵まれるよう祈っています。そして、彼の後継者が誰になるのかを楽しみにしています。

原文