2013.07.31
3Dプリントしたパーツで身近な問題を解決
私たちは、3Dプリントしたパーツでの救済、つまり、交換部品やカスタムツールや既存製品の取り付け部品などを作って利用した実例を集めています。
みなさんの体験談を下のコメント欄でお聞かせください(写真のリンクもね)。3Dプリントした部品で問題が解決した例、生活が改善された例などを待ってます。
そこから、次の3Dプリントガイドに掲載する話を選びます。どんな感じかをわかっていただくために、ここに2012 Make: Ultimate Guide to 3D Printingに掲載した「これが欲しかった」という話をいくつか紹介しましょう。
「車の部品が壊れたとき、交換部品を探し出すのと、それをローンを組まずに買うのは不可能に近い。ただ、私のThing-O-Maticは、壊れた荷物カバーのプラスチック部品を新しく作り直してくれた。新しい部品を買わずに済んだ。買えば3Dプリンターの半分ほどの価格だった。これまでに私は、いろいろな人を助けてあげた。密閉カバーの留め具、シャワーヘッドホルダーなどなど、交換部品がなかなか手に入らないものを作っている」
—Miguel Angelo de Oliveira, Hartsdale, N.Y.
「自転車にリアライトを付けたかった。しかし、荷台を取り付けてあるので、シートポストには付けられない。荷台にはナンバープレート用の穴があったので、その穴を使って取り付けるようにこのアダプターを製作した。そこにはスプリングクリップでリアライトが取り付けられるようになっている。なので、取り付けも取り外しも簡単だ」
—Gian Pablo, San Francisco, Calif.
「私はKitchenAidのスタンドミキサーとアイスクリームメーカーのアタッチメントを注文した。アイスクリームメーカーのアタッチメントは月曜日に届いたが、ミキサー本体が届いたのは木曜日だった。火曜日にアイスクリームを作りたかったのに。そこで考えた。アイスクリームメーカーを標準の3/8インチドリルソケットで(強力なドリルを使って)回すためのアダプターを作る」
—Lee Holmes, Seattle, Wash.
「電子パーツを整理するためのタックルボックスを買った。しかし、家に帰ってから、クリップがひとつ付いてないことに気がついた。店ではそれが最後のひとつだった(そんなに売れるものか?)ので、交換ができない。そこで、残っていたクリップの写真とノギスで計測した寸法から、それを作ろうと考えた。作った部品は、オリジナルよりもきっちりとはまってくれた。なので、両方とも作った部品に取り替えてしまった!」
—Chris Krueger, Arlington Heights, Ill.
「私の愛用のBosch 1611は最高のルーターだが、20年ものなので、もう交換部品がほとんど手に入らない。ストックパターンのカラーアダプターがどこにもないので、自分で設計してプリントした」
—Bozo Cardozo, Ketchum, Idaho
– Laura Cochrane
[原文]