2014.07.24
Intel Galileo第2世代(Galileo Gen 2)が登場
2013年末、インテルは、同社のチップを使ったLinux対応のArduino互換開発ボード、Galileoを発表した。今日は、第2世代のGalileo(Galileo Gen 2)が公式に発表された。これは先の5月にMakerConで予告されていたものだ。
「私たちは、活発なGalileoユーザーコミュニティからのフィードバックに基づいて、Intel Galileoに数多くの改良を加えました」と語るのは、インテルの新デバイスグループ副社長でありジェネラルマネージャーのMike Bellだ。この新しいボードには、Linuxのデバッギング用標準FTDIシリアルヘッダー、より多くのサーボをコントロールできる12ビットPWM、PoE(PoEモジュールのインストールが必要)、GPIOの速度とドライブ強度の向上、フルサイズのUSBホストポート、7ボルトから15ボルトまで対応できる電圧レギュレーターといった、要望の多かった機能がずらりと採用されている。
最初のGalileoと同じくCPUはIntelのQuark SoC X1000。256MBのRAMと8MBフラッシュメモリーが搭載されている。最大32GBまでのMicroSDカードにも対応。そして、ArduinoのR3ピンアウトと互換のピンを有する。第2世代Galileoは8月に発売が予定されている。価格は第1世代とほぼ同じになる。今後の最新情報は、このMake:で確認してね。
– Matt Richardson
[原文]