Crafts

2014.10.08

日本人が作った木製ロボットアーム

Text by kanai

Kinohaguruma’s wooden robotic arm functions using a series of gears and levers
Kinohagurumaの木製ロボットアームは歯車とレバーで作動する。

子どもだけでなく大人でも、誕生日プレゼントにオモチャをもらうとうれしい。ビデオゲームや新しい自転車や新しい洋服といったプレゼントが多いが、運がよければKinohagurumaのようなお父さんがいて、7歳の息子の誕生日のために木のロボットアームのような芸術的なものを作ってもらえるかもしれない。

このアーティストは、いくつもの歯車とレバーをドリルと糸鋸で手作りしている。歯車はコンパスと分度器を使ってデザインし、大まかに切り出したあと、ナイフと紙ヤスリで正確に仕上げていった。操作用の2本レバーを使って、アームを前後左右の4方向に動かせる。左のレバーは、右のレバーと組み合わせて操作することで、木のピストンを通じて爪を開閉する。また、土台も調整可能で、いろいろな場所に安定させることができる。残念なことに、これを商品化する予定はないそうだ。なので我々はウォルマートで売ってるプラスティック製のロボットアームで遊ぶか、このビデオを見るしかできない。

訳者から:木の歯車工房さんの作品ですね。「CADは使えません」ってことだけど、かえってスゴすぎ。

原文