2014.11.24
くるくる回して写真をパチリ。体験する人がみんな笑顔になる「2525発電(笑顔発電)」システム―2525発電製作委員会[MFT2014レポート]
MFT2014では、展示のほか、プレゼンテーション、ライブパフォーマンス、デバイスのワークショップなどが楽しめる(展示ブースだけでもたくさん! すべて見ることは難しいかも!)。本格的なものではなくても、その場で楽しめるワークショップも多数ある。おススメのワークションプを紹介しよう。
笑顔を発電する仕組み
ステージに近い10番ブースにある「2525発電製作委員会」には、大きな円形の物体が置かれている。これには、みんなで回して発電するための発電機(自転車用のリム発電機4個)が入っている。発電して写真1枚を撮影するぶんの蓄電が完了したら、発電したみんなでスクラムを組んで撮影するという仕掛けのもの。
「ニコニコ(笑顔)」を発電するこのワークショップは、最初に西アフリカのコートジボアールで行われたそうだ。どこの国でもみんなをニコニコにするこの仕掛けは、MFT2014で体験する人たちにも大好評だ。家族で、あるいはその場で出会った誰かと一緒に、無心に何分間か円形の板を回す姿が途切れない。
筆者も実際に体験してみた。これがけっこう大変で、なかなか蓄電されない。実は1人で高速回転させたほうが速いとも思われるが、みんなで回す(発電する)ところがミソ。不思議なことに、知らない人同士であっても、1つの目標に向かっているうちに一体感がわきあがる。スクラムを組んだ記念撮影はみんな自然といい笑顔になる。
スクラムで記念撮影。体験した記念にプリントアウトした写真がもらえる!
「2525発電(笑顔発電)」は、ブース(10-7)の「2525発電製作委員会」で体験できます!
– 大内 孝子