2015.07.30
開催直前! MFT2015エリア紹介[6]─ キッズ/教育
Maker Faireの目的のひとつは“次世代のMaker”を育てること。エレクトロニクス、プログラミング、さまざまな素材、デザインなど、モノを作るために必要な技術を学ぶことは、それを職業としなくても現在の社会を理解することにつながり、さまざまな場面で世界をよりよい方向へ変える判断を行うことを可能にします。このエリアの出展の中心は、子どもたちのために考えられたツールや、それらを使って活動しているコミュニティです。また、小学生〜大学生までの児童・生徒が自ら作った成果を自分たちで発表します。
PCN|IchigoJam、Paprika
デビュー1周年を迎えた、こども向けパソコン「IchigoJam」の楽しさを紹介。ケーブルをつないで電源を入れれば、すぐにBASICプログラムが開発できる!(G-01-10)
@kosaka_kimio|O’Baka Project: Ras-Pi Cluster
Raspberry Piでスパコンと同じ仕組みの並列マシンを製作。映画「マトリックス」のような、視点がグルっと移動するバレットライム撮影のデモや教育的利用も紹介。(G-01-01)
OtOMO|OtOMOの活動報告
Scratchを使ったプログラミングワークショップを都内近郊で開催。最近は、工作も組み合わせて、活動の幅を拡げている。今回は、参加した子どもたちの作品を中心に発表。(G-01-07)
Champierre(シャンピエール)|Home2Scratch
各種センサーの値を音声信号に変換し、Scratchでコントロールできる装置を開発。これを使えば、子どもでもスマートホームのアプリが作成できる!(G-01-08)
EnterMaker|夢の布団型コントローラー 寝るコン
寝っ転がって体を動かすことでゲームをプレイできるコントローラー。起き上がるのが辛いときも布団の中で遊べる。子どもはもちろん、運動する機会の少ない高齢者の方にも。(G-02-10)
村井研FPGA部|VRロボットアバター
自作HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用いた低遅延ロボット「ダンボーくん」を展示。ダンボール型ロボットの目にカメラを埋め込み、リモートで首振りが可能だ。(G-03-02)
CPSLab.TDU|CPS LabのIoTデバイス達
Raspberry Pi、Arduinoを利用した、動く人に対してプロジェクションマッピングする装置、SWSXでも展示したパノラマカメラ、心拍に合わせて光る財布などを展示。(G-03-01)
柏の葉高校 × 東京情報大学|戦車型ゲームコントローラ Tank Shooter
高校生と大学教員が共同で作った戦車型ゲームコントローラを展示と戦車ゲームの試遊も。3Dプリンターで出力した好きなパーツに交換して、戦車を動かし、砲塔を回して発射!(G-03-08)
CoderDojo Japan|CoderDojoの子どもたちによるピタゴラ装置
小中学生のためのプログラミング道場「CoderDojo」の子どもたちがRaspberry PiやScratch、Arduinoなどを組み合わせて、ピタゴラ装置を開発。その作品の一例を紹介。(G-01-09)
Tech Toy|みらいのあそび
離れた人と話せる「糸なし糸電話」や、周囲の色を吸い取ってお絵描きできる「魔法ペン」など、「あそび」と「デザイン」をテーマにしたIoTトイをご紹介。(G-02-09)
のせラジ・コミュニティ|のせラジ・コミュニティ
模型工作などに取り付けてiPhoneから操作できるラジコンモジュール「のせラジ」を使った作品。超小型ドローン、ライントレーサー、ルンバ風ロボットなど。(G-02-05)
KOHALAB|mbedマイコン体験コーナー
電子工作好きの小学生による、mbedマイコンと電子部品(CDドライブ、黒電話、LEDなど)をつないで動かす体験コーナー。マイコンを使った信号機や踏切りの工作セットも展示。(G-02-08)
くわしい出展者情報は、「キッズ・教育」カテゴリーでご覧ください。
─ 松下 典子
Maker Faire Tokyo 2015の前売券は、イープラス、ローソンチケットにて好評発売中(前売:大人 1,000円、18歳以下 500円、小学校未就学児は無料)。前売券をご購入いただいた方には、当日会場にて上のデザインのオリジナルステッカーをプレゼント!