2014.11.17
スター・ウォーズのポッドレーシングをドローンで再現
ドローンを飛ばすのが大好きな人は、森の中でレースをしてみてはどうだろう。
ヘクサコプターやクアドコプターなどのドローンは、飛ばすだけでも楽しいが、障害物の間を飛ばせば、まったく新しいテクニックの世界が開ける。一機数百ドルという機体をクラッシュさせては大損害だが、これらはプロ用ラジコンカーのようにパーツの交換ができるようになっている。
障害物の中を飛ばすリスクをよく知っているフランス・アルプス地方のドローン愛好家のプロ集団、Airgonayクラブの面々は、3週回るコースをデザインした。まさに、『スター・ウォーズ』エピソードIのポッドレーシングか、エピソードVIのエンドアの月の森で展開されたスピーダーのチェイスを彷彿とさせる。
最新のビデオでは、この難しいコースを、木や他のドローンとの衝突を避けながら3週する様子がわかる。ほとんどの人はVR ヘッドセットをして、ドローンに搭載したカメラの映像を見ながら一人称ビューで操縦を行っている。コースにはよくわかるように方向が示されているので、逆行してしまう心配はあまりない。
レース中の事故はローターを折る程度の軽度のものがほとんどで、壊滅的な被害が出ることはない。クラブでは、近い将来、ドローンにセンサーを搭載して、レーザーで撃ち合えるようにしたいと考えている。そうなれば、レースはよりSFっぽくなる。
詳しくは Airgonay の Facebook ページをどうぞ。
– Cabe Atwell
[原文]