2015.03.02
兄ちゃん(弟)を撃退するNurf自動迎撃システム
Jason_Mechatronicのロボティック、Nerf Gunは、2つのモーションセンサーとサーボを使い、目標を追尾してトリガーを引く。
どんなに「入るな」というサインをドアに貼り付けても、どんなに罠を仕掛けても、兄ちゃんや姉ちゃんや弟や妹は勝手に部屋に入ってきて、めちゃくちゃに散らかしていく。暴力はいけないが、ときとしては敵を浸入させないための防衛力も必要だ。そこで、MakerのJason_MechatronicはロボティックNurf Gunを作った。これで家を留守にしても安心だ。
彼のロボティックNerf Gunは、『エイリアン』や『コンゴ』といったSF映画に出てくる自動砲塔によく似ている。ただし、こいつは弾丸やレーザー光線を発射するかわりに、Nerf Elite Dartを発射する。Jasonはこれを、非殺傷ダーツを18連発できるNerfのN-Strike Elite Rapidstrike CS-18 Blasterをベースに作ったようだ。
ロボティックNerf Gunの心臓部には、3つのサーボと2つのモーションセンサーが使われていて、それぞれコントローラーボードに接続されている
Nerf Gunは、サーボで回転する木製の砲台に固定されている。銃自体には2つのサーボをホットグルーで接着して、ひとつは銃のフライホイール(パワーメカニズム)を起動し、もうひとつがトリガーを引くようになっている。
砲台には、周囲を見渡せる位置にモーションセンサーが取り付けられている
全体を見渡せるように、Jasonは、回転する砲塔の縁にモーションセンサーを2つ、45度の角度で取り付けた。これが人の動きを感知して反応する。
Jasonは、そのエレクトロニクスの設計をQfusion Labsで学んだ。そこでは、映像追跡や銃の発射シーケンスなどに使用したソフトウェアのプラットフォームも公開されている。彼のロボティックNerf Gunのもっと詳しい情報は、Imgurにある。
[原文]