Maker Faire Tokyoの屋外ステージに108本のペットボトルが並んだ。「メントス×コーク大噴水ショー」を実演するのは、アメリカからこのショーのために初来日したEepyBirdのスティーブン・ヴォルツとフリッツ・グローブである。メントスをコーラのペットボトルに放り込むと、コーラが高く噴き上がる。これを知った2人は研究を重ね、たくさんのペットボトルから次々にコーラが噴き上がるエンターテインメントショーに仕上げた。手始めに、まず1本のコーラを噴き上げさせて聴衆を沸かせたのち、噴水ショーの楽しさや高く噴き上げさせるコツが語られた。うまくいったら「アームズアップ！」（両腕を高く上げて！）。うまくいかなくても「アームズアップ！」。軽妙な語りで観客を引き込んでいく。
まずは1本。より高く噴き上げさせるコツも披露される
「終わったら両腕を上げて！」。ステージと観客が一体になる
そしていよいよメインイベント。音楽に合わせて次々と噴き上がるコーラの噴水に歓声が上がる。コーラのしぶきが届いた観客からは悲鳴も。最後に、2人が「とても楽しいからぜひ皆さんも家でやってみて」とアピールして、大噴水ショーは締めくくられた。あとに残されたのは、炭酸が抜けてメントスが入っているコーラのボトルが108本。これらは終演後に、観客へのおみやげとして供された。「メントス×コーラ大噴水ショー」は、2日の13時からと16時からも開催される。次々に噴き上がるコーラの噴水を間近に見られるまたとないチャンス！ 少しくらい濡れてもよいなら、ぜひ最前列で楽しむことをおすすめしたい。
ショーが終わったら108本のペットボトルはおみやげに
― 今村 勇輔
