makezine.jpでは2017年に275本の記事を公開しました。今年よく読まれた記事のトップ10を紹介します。後半ではトップ10から漏れた記事の中からおすすめの記事も紹介していますので、見逃していた記事などあったらぜひご覧ください。
1. プラスチックを修復する6つの方法(2017.02.27)
2. ウェブベースの回路シミュレーター(2015.08.17)
3. ABSかPLAか? 正しいフィラメントの選び方(2014.12.02)
4. タミヤ「カムプログラムロボット工作キット」は3,456円という価格でロボットプログラミングを普及させるきっかけになるか(2017.07.18)
5. 日本のESP32(ESP-WROOM-32)界隈も活発になってきました(2017.02.09)
6. 機械式腕時計を作ってしまった人(2016.01.14)
7. タンポポの綿毛をレジンに封じ込めたゴージャスなペーパーウェイトの作り方(2015.03.06)
8. Raspberry Pi Zero Wを使ったiPhoneサイズのLinuxターミナル(2017.04.07)
9. 私がどのようにしてRaspberry Piタブレットを作ったか(2014.02.14)
10. Raspberry Pi Zero W登場:Wi-FiとBluetooth内蔵で10ドル(2017.03.03)
ここ数年同様にRaspberry Pi関連記事が人気になっていますが(トップ20まで見てみるとさらに数本ランクインしています)、他にもmakezine.jpらしい特定のジャンルには収まらない記事もよく読まれています。さらに今年は、機械学習、MicroPythonなど新しいテクノロジーを扱った記事もよく読まれました。これらが来年どんな形で発展していくのかも楽しみです。
* プロジェクトに機械学習を取り入れる(2017.08.10)
* TensorFlowでじゃんけんマシンを作る(2017.11.02)
* Googleがインテリジェントなカメラを作れるRaspberry PiベースのAIY Vison Kitを発売(2017.08.10)
* AdafruitがCircuitPythonへ移行(2017.08.18)
* すぐはじめられるようになったESP32のMicroPython(2017.10.12)
なお、2014年、2015年、2016年のトップ10も公開していますので、興味のある方はご覧になってください。
最後に、2010年の公開以降、新年になるとこの記事を読んでいる方がいて、日本語版編集担当(個人的にニール・ゲイマンのファン)としてもうれしく思っている「ニール・ゲイマンの大晦日のメッセージ」から。
みなさんの新年が、魔法と夢と、善良なる狂気に満たされますように。すばらしい本を読み、すばらしいと思う人にキスをして、それから芸術も忘れないでほしい。執筆したり、描いたり、作ったり、歌ったり、または、あなただけにできる生き方をしてください。そして来年のいつか、あなたが自分自身に驚かれることを期待します。
…あなたにとってすばらしい年になりますように。過激で突飛な夢を見る年であり、これまではあり得なかった何かを実現させる年であり、あなたが愛され慕われる年であり、その見返りとして、人々に誰かを愛し慕うように促す年であり、そしてないより大切なことは(今の世界には、優しさと知恵が欠如していると感じられるので)、ここぞというときには賢く、そして常に優しくいられる年でありますように。
今年もmakezine.jpをご愛読いただき、ありがとうございます。新年の更新は1月5日から開始する予定です。どうぞよいお年をお迎えください。