Fabrication

2018.04.16

メイカースペースの利用者を危険から守るオープンソースの安価な自動識別装置

Text by Caleb Kraft
Translated by kanai

open-source-rfid-system

メイカースペースで、メンバーにどのように工作機械を使わせるか、そこには私が何度も見てきた大きな問題がある。工作機械には危険なものが多く、少なくとも安全性に関する最低限のトレーニングが必要だ。しかし、常にスペースにいてメンバーが機械を使う様子を監視するわけにもいかない。ではどうするか? これまでにも、カードをスキャンして、データベースで認証して、機械を使えるようにするアクセスシステムが市販されていたが、ついにそのオープンソースのシステムが登場したのだ!

Open Source Machine Accessシステムは、その名が示すとおり、オープンソースであり、ほとんどがオープンソースの部品で作ることができる。システムは、データベースを管理する中央コンピューター、Arduino互換ボード、RFIDリーダーとタグ、そしてリレーがいくつかで構成されている。ユーザーがRFIDタグをスキャンすると、その人が必要なトレーニングを受けているかがデータベースを使って確認され、マシンの電源が入る。トレーニングを受けていない人の場合は、電源は入らない。

このシステムを自分のメイカースペースにも導入したいという方は、このInstructiblesを見て欲しい。

原文