2020.03.09
今年のMaker Faire Bay Areaはどうなるの? 最新情報をお知らせします
Maker Communityが夏に再稼働してから、いちばん多く寄せられたコメントは「Maker Faireはどうなるの? 絶対に続けて欲しい」というものだった。
みんなから聞かれる。コミュニティのメンバー、教師、スポンサー、ライター、「Make:」のスタッフですら聞いてくる。
私たちは、Maker Faireは参加者だけでなく、運営側の私たちにとっても、途方もなく素晴らしいイベントであることを、私たちは重々承知している。私たちのシンボルでもあるこのイベントは、何度でも何度でも体験したいとみんなが願っている。そのため私たちは、2020年も開催できる道を探ってきた。
だがここで、「Make:」のファウンダー、Dale Dougherty(デール・ダハティ)からのMaker Faireに関する最新の発表をお届けしたい。
Maker Faire Bay Areaは、2020年5月には開催できません。コロナウイルスで心配される影響をはじめ、昨年夏にMaker FaireをMaker Comunityに移したことなど、数多くの要因から今回の決断に至りました。Maker Faire Bay Areaを秋に開催できるよう日程調整をしてきましたが、現在の状況による影響とそれが示唆する問題が正しく評価できるようになるまでは、開催計画を進める判断は避けるべきだと考えました。
14年間にわたり、サンマテオのMaker Faire Bay Areaを支えてくれた参加者およびメイカーのみなさまに、心より感謝いたします。私たちはこれからも、メイカームーブメントが教育、コミュニティ構築、ビジネスに与える建設的な影響を注視してゆきます。私たちは現在、メイカーのコミュニティの中につながりを生み出し、世界中のメイカーコミュニティを成長発展させる新しい方法をいろいろと模索しているところです。
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どうかお体を大切に!
Dale Dougherty
日本語版編注:新型コロナウィルスは全世界で感染が広がっています。そんな状況の中でこの5月にMaker Faire Bay Areaが開催されないのは残念ですが、その一方で、Maker Faire Bay Areaの開催に向けた調整が行われていることを前向きに考えたいと思っています。続報はこのmakezine.jpでもお知らせしますので、楽しみにお待ちください。
[原文]