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2014.11.12

身近な素材を身近なアイテムに『段ボール財布 「Carton」』―Carton[MFT2014出展者紹介mini]

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おなじみ段ボールがすてきな小物に七変化!

【出展内容の紹介】

段ボールは生活にかかせません。環境にも優しく、ある程度の強度も備わっており、安価で入手も容易、軽量で加工も簡単にできます。様々なシーンで私たちは段ボールを使います。最も身近な素材といえるでしょう。そんなすばらしい素材を使って身近なアイテムに加工することでより段ボールのすばらしさを知ってもらえたらと思い、ブランドがスタートしました。

普段は「段ボール財布」を中心に、段ボールで帽子やスリッパ、器なども製作しているCartonさん。最終的には家もダンボールで組み立ててみたいと思っているそうです。今回のMaker Faire Tokyo 2014では、メインの段ボール財布のほかにPCスリーブやiPhoneケース、帽子やサンダルなどを展示する予定です!

【Cartonさんに5つの質問!】

Q1. モノをつくることと、あなたのこと、教えてください。

財布は東京都世田谷区の自宅で製作しています。ストックヤードは、拾ってきたダンボールで埋まっています。

ものづくりはすべての源流といえます。これをどう売り出していけばいいか、どのようなブランディングがいいのか、どう広告をうつかを考え、使った人のフェードバックを受けてまたものづくりに活かしていく。このような一環を「モノ」をつくれる人は自分で決めていくことができます。これはとてもすばらしいことだと思います。

Q2. なぜモノをつくることが好きなんでしょう?

自分一人が楽しむだけではなく、つくることで周囲の反応を楽しんだり、アドバイスをもらったりして自分では考えなかった発想を発見できるからです。

Q3. お気に入りのツールを、ひとつだけ教えてください。

フィスカース(FISKARS)のハサミ。ホームセンターで握った瞬間、使い心地に感動し購入し、財布をつくり始めた頃から使っています。何年使っても切れ味が変わらないし、持ち手がすばらしいつくりでずっと使っていても疲れません。
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Q4.作品作りで最大の「成功!」または「失敗!」を教えて。

「失敗!」
前の段ボール財布はマジックテープを使って閉じていましたが、あまりマジックテープが好まれない現状を知って輪ゴムを使った止め方を思いつき、量産を始めました。しかし、いざ使うとひっかかって取れなかったり、バックのなかで自然と取れてしまったりすることが発覚。販売前でしたが、たくさんつくった財布が無駄になってしまいました。実際に使って試してみることを省いてしまったことでまねいた失敗でした。

Q5. 当日、ビックサイトに来るまでの予定はどんな?

当日を迎えるまで、アイテムに関してはアーティストコラボ、サイトのリニューアルする予定です。

Cartonさんの作品は、Maker Faire Tokyo 2014で!

– 大川 晶子


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Maker Faire Tokyo 2014の前売券は、イープラスにて好評発売中(前売:大人 1,000円、18歳以下 500円、小学校未就学児は無料)。前売券をご購入いただいた方には、当日会場にてオリジナルステッカーをプレゼント!