2014.01.08
How-To:GoProを使った人気プロジェクト3つ
ピカピカのGoProカメラを手に入れた人は、これでどんなキラービデオを撮って「神」と呼ばれたいだろうか。YouTubeでは、GoProカメラを胸や頭やバイクなんかに取り付けてクールな映像を撮っている人たちが無数にいる。だけど、どんなに映像がクールでも(そして音楽がよくても)、第一人称ビューにはもう飽きた。
新しいGoProマウントが必要だ。
GoProのためのマウントや器具を自作する方法をDIY愛好家が教えるチュートリアルビデオはインターネットを探すとたくさん出てくる。ほんとうに多い。GoPro用のマウントの作り方の中でも、とくに見る価値があると判断したものだけを集めたDIYGoPro.com というサイトを作ってしまったほどだ。無秩序に存在する無数のチュートリアルビデオの海の中からひとつを選ぶのは大変だ。このサイトで探せば大幅な時間の節約になる。
ここでは、そのサイトの人気トップ3を紹介しよう。どれも日常的な材料を使いながら、GoProの作品に新しい次元を与えるものだ。それらを使えば、GoProという高価なおもちゃの価値を最大限に引き出せる。しかも、どれも1日で作れてしまう簡単なものだ。お試しあれ。
360° 回転式ヘルメットマウント
自分の周りをドローンか何かで飛ばしているようにカメラが回転する映像をどうやって撮影しているのか、不思議に思ったことのある人がいるだろう。これがその答だ。ヘルメットのてっぺんに、重りでバランスをとったポールを取り付けるという、とってもシンプルな仕掛けだ。材料費は30ドル。家に余っているものを使えばもっと安くできる。
材料
- 約5センチ径のねじ込み式キャスター
- 5/8インチのワッシャーと六角ナット
- 3/4インチ塩ビパイプ(1500ミリ)
- 塩ビエンドキャップ
- 塩ビ用接着剤
- GoProシートポストマウント
- 4インチ長の1/2インチ六角ボルト
- 1/2インチのナット(2個)
- 1/2インチのワッシャー(40個ほど)
- フェルトまたはタオルの切れ端
カメラスライダー
滑らかなスライドショットを撮りたいけど100ドルも使いたくないという人はこれに決まり。普通の引き出し用のスライド金具を使って、プロが使っているのと同じ効果を作る装置を20ドルで作ってしまう。
材料
- GoPro三脚用マウント
- 小型ボールジョイント・アダプター(eBayで購入)
- 22インチのボールベアリング式スライダー金具
- 1/4インチの長ナット
- 1/2インチ長、1/4インチ径の皿頭ボルト(2個)
- 三脚用クイックリリースプレート
- 小さなボルトとワッシャー(2個)とナット
ポールマウント
伝統的なポールマウントも紹介しなければ、GoPro用マウント特集は形がつかない。自分撮りやフォローショットのための基本装備であり、庶民のクレーンショット用具でもある。
材料
- GoPro三脚用マウント
- 古いスキーストック
- 1/4インチ六角ナットとボルト
作り方
- ポールの長さを自分で決める。正しい長さが決まっているわけではない。
- 尖った先端を切り落とす。
- 切ったあたりを平らにする。平らに潰れるまでハンマーで叩こう。
- 切ったところにカメラマウントを取り付けるための準備をする。平らにした先端に1/4インチの穴を開け、ドレメルやサンダーを使って尖った部分を滑らかにする。
- ペイントスプレーで色を塗る。
- マウントを取り付ける。1/4/インチのボルトとナットでGoPro用マウントを取り付ける。
- GoProカメラを取り付ける。ひとつコツがある。フォローショットを撮るときは、カメラを下にぶら下がるように構えるとよい。ポールの上にするとバランスが取りにくく、スムーズな映像にならない。
どうだった?
いかがだろうか。これらはもっとも人気のあるマウントだが、ベストというわけではない。GoProを持っていて、マウントを作ったという人がいたら教えてほしい。これから作る人に、どんなものを作るといいか、最初になにを買うべきかなど、アドバイスもほしいな。DIYGoProのウェブサイトに、もっとたくさんチュートリアルがある。
– DIYGoPro
訳者から:部品のサイズはインチのままです。実際に作る場合は必要に応じて、これに近いものを探してね。ただし、三脚のマウント用ネジは日本でも1/4インチネジです。
[原文]