WiFi接続製品のための小さな開発キットで知られるSparkは、製品をプロトタイプ(現在のユーザーベース)から大量生産へとつなげるクラウドベースのオペレーティング・システムを立ち上げる。
Spark Coreキットは最初からクラウドコンポーネントだったが、新しいOSでは、スタートアップと大企業との新しいレベルのパートナーシップを実現させるための新しい開発ツールとリソースがセットになっている。
同社は、総額490万ドルの投資を得て再出発する。投資を行うのは、Lion Wells Capital、O’Reilly AlphaTech Ventures、SOSventures、Collaborative Fund、そして戦略的エンジェル投資家の共同体だ。
みなさんは、Sparkをこの写真のボードを開発する企業だと思っているかもしれないが、
これからは、下の図のようなクラウドベースのオペレーティングシステムの一部と受け止めてほしいとSparkは考えている。
Sparkの再出発は、モノのインターネット(IoT)のニュースが飛び交う中で行われる。先月、Apple、Google、Quirky/General Electricから新しいIoTプラットフォームが発表されたばかりだ。
Sparkは、オープンソースアーキテクチャーを強化する方向で存在を示したいと考えている。それは、スタートアップと大手家電メーカーがいっしょになって、特定のプラットフォームに限定されることなくWiFi接続製品を開発できる環境を作る。
SparkのCEO、Zach Supalla(@zsupalla)はMake:にこう話してくれた。「モノのインターネットの世界では確実に領土争いが始まっている。しかし、私たちはオープンであり中立であるため、さまざまなプラットフォームに接続でき、同時にスタンドアローンとしても使える製品の開発を可能にするツールキットとオペレーティング・システムを提供できるのです」
– DC Denison
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