なぜか動物の剥製をラジコンのボディにしようと考えた人たちがいる。ここに、そんなアニマルマシンをいくつか紹介しよう。私は自分のペットをこんな形で保存しておきたいとは思わないけど、人それぞれだからね。
空飛ぶマシンになった愛猫
飛行機の父、オービルの名を付けた猫が、死後にクアドコプターとなった。たしかにこれは、オービルの飼い主であり、この“オービルコプター”の製作者であるBart Jansenにはグッドアイデアだったのだろう。これについては賛否あるだろうが、同じようなプロジェクトは他にもある。
ダチョウコプター
これは面白いコンセプトだ。生きていたときは飛べなかった鳥を、死後に飛ばそうというものだ。エンジニアのArjen BeltmanとビジュアルアーティストのBart Jansen（オービルコプターの作者）は、2013年にこれを初飛行させている。ビデオを見て察するに、この大きな陸鳥を飛ばすには、相当なパワーが必要だったはずだ。（Simpleboticsより）
サメジェット
第二次世界大戦のドキュメンタリーに出てくるナチの兵器、V1にも見えるけど、そうではない。サメの剥製で作ったこのジェット飛行機は、たしかにV1爆弾に似ている。サメが違うだけだ。私が知る限り、サメを使った爆弾を作った国はないが、あったとしたら恐ろしい兵器になっていただろう。ビデオでは3分あたりから飛行の様子が見られる。
ネズミドローン
猫のドローンがあるなら、それと追いかけっこをするネズミのドローンがあってもおかしくはない。猫とダチョウのドローンの作者は、Pepojnという名の13歳の少年のために、ガンで死んだ彼のペットを、オービルコプターのように空が飛べるようにしてやった。これは、フロントにプロペラが2つあり、後方に同軸プロペラが2つという、ラジコン飛行機としては珍しい構成になっている。（The Vergeより）
怒った羊がドローンを撃墜
この記事は動物を冒涜するものだと感じているみなさんのために、最後に人と動物の立場を逆転させたビデオを紹介しよう。このビデオの30秒付近で、ある人が羊にちょっかいを出す。しかし、即座に反撃を食らってしまう。羊は、誰がドローンを操縦していたかをわかっていたようだ。羊は操縦者を追いかけ、操縦者をぶっ飛ばす。最後に笑うのは自然のほうだ。
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