Crafts

2011.01.28

ブルックリンのレンタル工房3rd Wardについて

Text by Takumi Funada

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Making things moveというメカ工作の入門書を読んでいたら、米国内のオススメのレンタル工房のひとつとして、ブルックリンの3rd Wardについて触れられていました。気になったのでその名をつぶやいてみたら、早速反応があって、なんとヘビーユーザーのひとりから、東京で話が聞けることになりました。Luke Schantzさんです。
結論からいうと、しっかりしたビジネスモデルで運用されている、楽しそうな施設です。その機能を大きく分けると、レンタルオフィス、レンタル工房、教室の3要素。月に350ドルを支払うと、独立した一室を借りることができます。さらに300ドルを払うことで、3rd Wardの全設備を使い放題(部屋は借りず300ドルの設備レンタルだけ使うことも可能)。どのような設備があるかというと、木工、金属加工、撮影スタジオ、デジタルメディアラボ、ジュエリー工房など。そして、それらの設備を駆使した教室が常に開催されています。人気があるのは、宝石加工や木工などのクラフト寄りのクラスみたい。ちょっとかわったところでは、ナイフ研ぎや自転車修理の教室もあるとのこと。
もともとは都心に近いこじんまりした施設だったようですが、拡張性を重視して、ブルックリンの広いビルに移設し、現在も拡大中だそうです。話を聞くほどに、東京にも欲しい!と思ったのでした。