2009.07.31
アポロ11号の着陸インジケーター
MAKE Flickr poolから。
5Voltは、NASAの公開資料 Apollo Lunar Module documentation(アポロ月着陸船文書)の中に、歴史的な回路図を発見した。これは、着陸船が月面に接触したときにインジケーターのライトを点灯させるためのものだ。
回路図の上部に描かれている2つのライトは、それぞれパネル1とパネル3という別々のパネルに配置されています。どちらも、いずれかひとつのプローブが地面に接触すると点灯するようになっています。この回路は2つの異なる電源からパワーを得ています。降下エンジンがオンのときにだけ、左側の点線で囲まれたスイッチK16Bがリレー3K7を動かして切り替える仕組みになっています。この降下用リレーが働かないときは、左側に描かれているスイッチ1K5Bと2K5Bを使って、両方の電源ラインを強制的に切り替えます。2つのライトは、それぞれ別々の電源によって点灯するようになっています。
ライトは冗長な設計になっています。電源を分けているだけでなく、制御回路も2つあります。
詳しくは5Voltのブログに書かれている。
ちょっと検索しただけで、こんなに美しいアポロの操作パネルの写真が出てきた。
大きなソースファイルを見れば、着陸インジケーターのライトがどこにあるか、すぐにわかる。
さらに:
Remembering Apollo 11とOne small step for open source software…(英語)
– Collin Cunningham
[原文]