Crafts

2009.11.17

本物の骨から作られたドラゴンの骨の彫刻

Text by kanai

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エキゾチックでファンタジー風の工芸的なナイフを作るカスタムナイフ職人は数々あれど、ナイフの背景となるファンタジー世界の風景や神話や歴史までも自分で作ってしまった職人は、彼の他には知らない。
Virgil England は、1990年、アラスカのチュガッチ国有林の中に、実物大のドラゴンの骸骨を作り上げて写真を撮影した。これは彼自身のコメントだ。

地面から見えているドラゴンの体の一部は、全長5.4メートル、翼の高さは4.5メートルあります。骨格はクジラの骨と軟鋼の鋳物で作り、そこにトナカイの生皮を伸ばして縫い付けてあります。この作品は、「The Veil of Tears」(涙のベール)という約150センチの両手剣をディスプレイするために作りました。10 時間かけた撮影のあと、サンフランシスコで3日間展示され、その後、バイヤーに引き渡しました。

Virgilの手作りナイフはコレクターの間で非常に高い評価を受けている。彼のサイトでいろいろな作品を見ることができる。彼のチュガッチ・ドラゴンの写真と本人のコメントがネットで公開されるのは、これが初めてだ。写真をクリックすると大解像度で見ることができる。[ありがとう、Virgil!]
訳者から:美しい! 彼の作るナイフの美しさは、それこそ「ヤバイ」って感じ。
– Sean Michael Ragan
原文