Electronics

2009.11.16

iPod Touchを使ったPOSシステム

Text by kanai

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Apple Storeで買い物をしたことのある人なら、あのゆるいPOSシステムを体験したはずだ。店に入り、新製品に触ってみて、店員と会話して、クレジットカードをスロットに通して、画面にサインして、うっかりメールアドレスを入れちゃって、店を出る。このシステムではレジに行く必要がないのだが、店に行くたびに財布が軽くなるという困りものだ。とてもスムースでよく考えられたシステムだ。しかし、私はこの手続きにイラつくことがある。店員は、決済の通信を確立させるときに、かならずサーボパーティー製のデバイスを使うのだ。これには興ざめだ。ジーンズと黒のタートルネックには似合わない。
どうやらアップルは、客のそうした小さな失望感に気がついたのか、この状況を打開せんと、iPod Touchで使える新しいPOSシステムを導入した。その名はEasyPay。iPod Touchがバーコードスキャナー、カードリーダー、拡張バッテリー、ミニUSBコネクタを備えた特殊なケースに入っている。専用のPOSソフトウエアを使い、Pogo Sketchスタイラスでカードのサインができる仕組みになっている。

iPod Touchを使ったアップルの新しい決済システム EasyPay
(英語)[AppleInsider より]
– Adam Flaherty
原文