Science

2010.03.09

液体金属の回転で時計を表現

Text by Takumi Funada

石郷岡さんの磁性流体を使った時計の実験。目を奪われる動きです。

この装置は磁性流体のスパイク現象を利用した時計です。
時間を正確に計るというよりは、現象によって時間の経過を楽しむ目的になります。
磁性流体をポンプで流し、裏の磁石でスパイク現象を形成していくといった仕組みです。
このスパイクの動きはポンプの勢いによるものです。
1つ目のスパイクの量が飽和すると磁性流体がしたたり、2つ目のスパイクが形成されていきます。
動画の装置は、スパイク形成の(約45秒×2個=)約1分半を計る事が出来ます。磁力とポンプの流量の調節によって時間は変える事が可能です。

動画の最後の10秒間は回転する液体金属のクローズアップになってます。