自分の脳波をモニターしてみたいけど、高価な機器を買う金も、それを使う専門知識もないというあなたへ。昨日、Jacob ShiachのArduino脳電図プロジェクトの情報を手に入れた。私がこのプロジェクトを最初に知ったのは、7月にカリフォルニア州バークレーで開かれたオープンソースサミットでのことだった。Jacobはこう話している。
知らない人には、スパイ映画の拷問シーンのように見えるかもしれない。椅子に座ったForrestの側頭部には、金属のワッシャーを結びつけた電線がガムテープで貼られている。私が怪しい箱でパワーを調整すると、Forrestの顔が苦痛で歪む。幸い、映画ではないので、そんなことはない。この箱は脳電図のための装置(EEG)で、彼の表情が歪んだのは、いろいろな脳波を出そうと頑張っているからだ。
Arduino 1つと、抵抗、コンデンサー、オペアンプ、ワッシャーを数個、9ボルト電池、それにガムテープだけで脳波が読めるようになる。びっくりするほどシンプルだ。私たちは25日に「アート」ワークショップを開き、EEGの作り方と、脳波をアート作品に採り入れる方法を公開した。ハンダ付けは初めてという高校生でも、この電子回路の仕組みを理解して、どうして脳波が読み取れるのかをわかってくれた。大変な驚きだ。
このビデオで実験しているように、私たちのEEGは心電図を測ることもできます。
Arduino EEGに関する詳細はJacobのKickstarterのページを見てね。
Tito Jankowski(この記事の著者):オープンソース科学実験ツールの支援者であり、ゲル電気泳動や簡単に使えるPCRなどを手がけている。
– Tito Jankowski
訳者から:EEGはElectroencephalography(長!)の略。
[原文]