Science

2011.08.18

Tokyo Hackerspaceの放射線測定プロジェクトは続く

Text by kanai



3月から、Tokyo Hackerspaceはガイガーカウンタをネットにつなげて、誰もが放射線量の変化の様子を見られるようにストリーム配信をしている。しかし彼らはそれだけに満足せず、無線マイクロコントローラ、Freakduinoに対応する NetRad shieldSafecastと共同で開発している。Tokyo Hackerspaceのメンバー、Akibaが最新情報を送ってくれた。

私たちは当初から、Safecast(当時は RDTN)と共同で作業していますが、今ではSafecast Japanの中心スタッフのほとんどがTokyo Hackerspaceのメンバーになっています。彼らのオフィスもTokyo Hackerspaceの中にあります。現在、私たちは慶應義塾大学といっしょに、日本中の放射線センサをつないでネットワークを作るというプロジェクトを開始しました。年末までに300箇所のノードを作り、来年には1000箇所に増やしたいと考えてます。NetRADボードはこのプロジェクトに合わせて改良し、簡単に設置できるようWi-Fi機能も追加しました。データはすべて公開です。Yahoo Japanも、私たちのフィードを利用して放射線マップを作っています。

また、車に積んで位置とガイガーカウンタのデータからマップが作れる特別バージョンのガイガーカウンタも使っています。

– John Baichtal
原文