Fabrication

2012.06.28

Fab Academyと「(ほぼ)なんでも作る」クラスが終了

Text by kanai


Blanca DuarteのBarcelona Fab Labでの最後のプロジェクトは、驚きの腕時計型点字教育デバイス。
今年で3年目になるFab Academyが先週終了し、70名を越える学生たちが、世界に点在する13カ所のファブラボで最終プロジェクトのプレゼンテーションを行った。Fab AcademyはFab Labネットワーク上に作られた分散型教育プラットフォームで、週ごとのプロジェクトのカリキュラムと、水曜日のビデオ講義で構成されている。クラスは、Neil GershenfeldがMITで開いているHow to Make (Almost) Anything((ほぼ)なんでも作る)クラスをベースにしており、水曜日の講義のほとんどをGershenfeld教授自身が担当している。

クラスで使用されたビデオは、すべてFab AcademyのVimeoページで見ることができる。すべての学生は、自分のプロジェクトの資料を巨大な Mercurialの保管庫に保管し公開している。
これに関連して、How To Make Something That Makes (Almost) Anything((ほぼ)なんでも作るものを作る)も終了した。どのプロジェクトも、クラスのページでとても丁寧に資料化されている。プロジェクトの内容も、James ColemanのMTM Snapの5軸改良版のようなハードウェアから、Matt Keeterの関数の3D表現解法とエディタのようなものまで多岐にわたる。大変な情報資源だ。

Matt KeeterはJonathan WardのMTM Snapに5つめの軸を追加した。
訳者から:「Fabアカデミー」と検索すると東京のダンススタジオが出てくるけど、別物。
– Shawn Wallace
原文