Fabrication

2013.07.01

Turbo Entabulator:3Dプリントで作ったメカニカルコンピューター

Text by kanai

punchcard

Chris Fentonの3Dプリントで作ったメカニカルコンピューター以前、MAKEでも紹介した)がスーパークールだ。

このマシンには、一桁の10進法レジスタが3つあり、10のフックがあるジャカード式のパンチカードリーダーが備わっています。2つのフックはそれぞれのカウンターに割り当てられていて、レジスターのインクリメントまたはデクリメントを行う(その両方を選択してしまうと、何かきっかけがあるまでマシンはジャムってしまう)。スプリング式のレバーが各カウンターにあり、カウンターがゼロを読み取ると上がります。もうひとつのフックは、各カウンターのレバーを無視できるように選択的に下げる働きをします。「ゼロ検知」シャフトはマシンを横断していて、ゼロ検知レバーがトリガーされると30度ほど回転します。これがシャフトの端に取り付けられたプーリーを回転させ、プーリーは紐を引き、「キャッチ」メカニズムを持ち上げて、パンチカードリーダーの「シリンダー」を回転させ、次の命令に進ませます。じゃーん! こうして演算ができます。

Chrisの作品はThingiverseでダウンロードできる。または、間もなく公開されるNYC ResistorのInteractive Showで、作動中の映像が見られる。

cardreader

– John Baichtal

[原文]