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2013.05.22

Tinkercadが帰ってきた! Autodeskが買収へ

Text by kanai

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Tinkercadが帰ってきた — 前よりもいい

Autodeskは今日、Tinkercadの買収に調印したと発表した。この人気のウェブベースの3Dデザインツールと、Makerと教育者からなるその大きなコミュニティも息を吹き返した。

3月、Tinkercadがサービスを停止して、そのシンプルで使いやすいクラウド対応の3Dモデリングプログラムが大好きだった多くのMakerは落胆した。新規のアカウントは凍結され、古いアカウントは消えてしまった。そしてTinkercadは、プロのエンジニア向け3DソフトのサービスAirstoneへと変った。

しかし、Tinkercadが、前よりも強力になって帰ってきた。新規アカウントの受け付けも再開された。

無料アカウントでも、保存できるモデルの数が無制限になり、3DメッシュをSTL形式で読み込んだり、2DファイルをSVG形式で読み込んでTinkercadで編集できるようになった。さらに、無料ユーザーも、Shape Scriptツールを使って3Dモデルを数値で作れるようにもなった。これらのオプションは、今までは有料アカウント専用だった。

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Tinkercadは、今後もShapeways、i.Materialise、Sculpteo、Ponokoとの3Dプリントサービスと連携していく。

「Autodeskとの合意にとても興奮しています。しっかりと腰を落ち着けることができて、Tinkercadにとって明るい未来になります」とTinkercadの創設者で現在はAirstone LabsのCEO、Kai Backmanは話している。

「我々も、Kaiや彼のチームと同じぐらい興奮してます」と、Autodeskコンシューマーグループのマーケティングディレクター、Mary Hope McQuistonは言う。「TinkercadはAutodeskの123 Suiteの自然な延長線上にあります。コンシューマー向けの3Dデザイン製品であり、すべての人に3Dデザインを提供するという私たちの願望でもあります」 実際、Tinkercadを123ラインに組み入れると彼女は語った。

Tinkercadは、スーパーコンピューター規模の3Dモデリングカーネルを使って、革新的なブラウザ上の3D CADツールを提供している。Backmanと彼のチームは、Airstoneで引き続きスーパーコンピューター3Dモデリングの開発を続け、プロダクトデザイナーやエンジニアのための、リアルタイムの3Dデザインと物理シミュレーションを提供していく。

Backmanは以前、彼らのクラウドベースのシステムがAirestoneの鍵であり、サードパーティーにTinkercadを明け渡すことはできないと語っていた。しかし、それも変化したと彼は言う。

「Airstoneがクラウドベースのスーパーコンピューターの開発に取りかかったとき、ソースコードの構造による制約から、Tinkercadサービスを売却するという選択肢はありませんでした。Airstoneのエンジニアリングチームは、なんとかその制約を取り払い、その資産をAutodeskに渡せるようにしました。Autodeskは、Tinkercadを運営するのに必要なすべての中核的技術を買い取ってくれました」とBackman。

契約は30日以内に完了する予定だ。これでKaiと彼のクルーは新型Teslaロードスターを買いに行くのか? 「私たちは、Airstoneへの重点的な投資を考えています。サービスプラットフォームとなるスーパーコンピューターを開発します」とBackman。だよね。

– Keith Hammond

原文