2013.11.04
Maker Faire Tokyo 2013 1日目 Photoレポート
Maker Faire Tokyo 2013、初日の様子を写真を中心にレポートします。
Z-MACHINESのステージ。ロボットバンド…なのですが、プログラミングされた演奏に加えて、リアルタイムでmidiを打ち込みライブをしています。ロボットの演奏に、人間の手技が加わることで、有機的な雰囲気の音になります。製作者による技術解説も聞ける、Maker Faireならではの贅沢なステージです。
「HAKUTO」のブースで実施されていたローバー(宇宙開発で利用される探索船)操作の体験。「HAKUTO」は白兎の意味。
ロボットによる月面探査に挑戦する日本初の民間宇宙開発チームです。
大網 拓真さんのToaster Printer。食パンに焦げ目でドット絵が書けるプリンター(?)。
Maker Faire Bayareaで、Editor’s Choiceに選ばれていた寺崎 和久(かづひ)さんのGlueMotor。スマートフォンやタブレットのヘッドフォンジャックに繋げるだけでとても簡単に使えるサーボモーターです。右側の棒にくくりつけられたタブレットをなぞると、その通りに写真上部の目玉が動きます。思わず自分も何かに仕込んで動かしたくなる作品でした。
屋外展示ではプールを用意して水中ロボットの実演も。
「Open Source Hardware Special Stage」では、littleBitsの商品開発を担当しているPaul Rothmanさんが「littleBits Synth Kit」の発売を発表しました。モジュールを組み合わせることでオリジナルのシンセサイザーを作ることができるというもの。また、「Paul Rothman x 小林茂 トーク・セッション」ではIAMASの小林茂さんと「プロトタイプからプロダクトへ~littleBits開発における3つの転機」というテーマで対談を実施しました。
栗山 貴嗣さんの東京動脈。東京の地下鉄を中心とした3次元路線図模型です。チューブの中には路線の色に合わせた色水が流れています。つい自分が普段乗っている路線の色を探さずにはいられません。
安定のクオリティーのデイリーポータルZさん。新作は「プロジェクションマッピングでヤンキー体験」。
赤い長ランに燦然と輝くのは「東京滅威華笛亜(とうきょうめいかあふぇあ)」の文字。
takesi0369さんの緻密な消しゴムハンコ。3cm角の消しゴムを彫って、写実的なイラストをハンコにしています。匠の技を感じます。
ワークショップも盛況。こちらは日本科学未来館7階のクラフトゾーン。みんな無心になって手を動かしています。
ダクトテープを使ったバッグをつくるワークショップ。
Make:Japanのブースでは、本ブログの寄稿者としておなじみの船田戦闘機さんによるLEDバッヂはんだ付けワークショップを実施。たくさんのこどもたちがLチカさせていました。
Maker Faire Tokyo、初日の様子のごくごく一部のご紹介でした。