スナップ式で組み立てて遊べる電子プラットフォーム、littleBitsにArduinoモジュールが加わって、さらにパワーアップされた。小さなボードにはATmega 32U4が搭載され(Arduino Leonardoと同じ)、Arduino IDEからプログラムが書き込める。
「これは、初めてのプログラムができるlittleBitsのモジュールです」と語るのはlittleBitsの研究開発ディレクター、Paul Rothman。「これはずいぶん前からコミュニティの要望があったもので、私たちもずっと提供したいと思っていたものでした。それだけに、きちんとした形で提供したかったのです」
Arduinoモジュールは、その他のlittleBitsのビットに接続して使うことができるよう互換性を持たせてある。たとえば、2つの出力は、パルス変調モードとアナログ電源モードを切り替えて使える。シリアルポートは、複数のモジュールが同時に通信できるようにブレークアウトされている。高度なユーザーのために、さらに多くのI/OピンやI2CやICSPが使えるように、ハンダ付けパッドもある。
「littleBitsとのパートナーシップはエキサイティングで、理に適ったことです」と Arduinoの共同創設者でCEOのMassimo Banziは話している。「私たちは、アーティスト、デザイナー、Maker、学生、DIY愛好家などあらゆる人にとって電子工作が簡単になるように、という同じ方向を目指しています」
このArduinoモジュールはMaker Faireにて36ドルで販売される。9つのモジュールと電源など、初めての人がすぐに始められるセットは89ドル。
– Matt Richardson
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