2016.10.27
1万個の抵抗器で作られた猫像
三木崇行さんは1万個の抵抗器を使って猫の像を造りました。部品のリードをハンダ付けしてつなぐことで、立体を構成しています。目はCdSですね。
やはり「なぜ?」と思わずにはいられない。三木さんのブログには、こう書いてあります。
今回10000個も使ってしまった「抵抗」という部品は、それ自体はアナログな性質を持っているものです。しかし、それを大量に組み合わせて形作る事によって、デジタルで、サイバーで、無機的で、それ自体が蓄積された情報の塊みたいな、そんな感じの世界観を表現することができるんじゃないかなと考えました。
「観て、感じてくれればよい」ともあります。確かに、なにかを感じてしまう像です。
製作風景をまとめた動画はこちら。静謐な時間が流れています。
動画を見てて、思いました。この猫ちゃんの表面の2点間の抵抗値を測りたいと。たとえば、鼻先からしっぽの先まで何オーム? もし機会があれば、テスターを当ててみたいです。