Electronics

2018.03.15

Raspberry Piで作るスマートロック

Text by Takumi Funada

https://twitter.com/undo/status/940180417243594752

ドアの鍵を遠隔操作する「スマートロック」はDIYの題材として最適だ。鍵の位置や形状はどの家も少しずつ違うし、人によってスマートロックに求める機能も異なるから、自作する意味を見いだしやすい。実用的に仕上げるためには、鍵を動かすメカニズム、それを確実に制御するプログラム、クラウド上の安全な情報の流れなどを抜かりなく設計する必要があって、今日的な電子工作の腕試しにもなる。

プロジェクトをひとつ紹介しよう。undoさんのスマートロックは実用性と作りやすさのバランスが絶妙で、とても参考になる。まず、解錠のトリガーはSuica(AppleWatch)とSlack。家の中からはプッシュボタンでも開けることができる。サムターンを回すメカはタミヤのユニバーサルアームセットで組み立てられている。解錠と同時にHueで明かりをつけることもできるので、宅急便の受け取りにも便利。ソフトウェア面ではIFTTTのMaker WebhooksやRaspberry Pi上のSlackbotなどを利用している。

各部の詳しい説明は下記のページで公開されている。

Raspberry Piでスマートロックをつくった

https://twitter.com/undo/status/940340987477475328