私が子どものころ、CO2ボンベでロケットを飛ばすことは固く禁じられていた。その警告が本物であることを教えてくれたのは、空のボンベにすり潰したマッチの頭を詰め込もうとして指先を吹き飛ばしてしまった友人の事故だ。
たしかに、危険な面は数多くあるが、それをよく知っている大人といっしょにやれば、CO2推進方式は比較的安全に利用できる。下のThe Qのプロジェクトの動画では、ロケットカーとコースの作り方や、発車装置のメカニズムが詳しく解説されている。
いろいろ問題が見られる。ペットボトルの蓋を使った車輪は、いい考えだけど、車を滑らかに走らせるのは難しい。また、CO2ボンベに角度をつけたことで(とくにボンベ2本を使った大きいほうのトラックは)、前輪が浮き上がって走行が安定しない。とは言え、こうしたコースを作って、安定して走れるようにあれこれ工夫するのは、すごく楽しそうだ。
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