Fabrication

2018.09.21

ジェネレーティブデザインされたスケボー用の14万円のチタン製トラックをプロボーダーが試したら

Text by Mike Senese
Translated by kanai

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人気のYouTubeチャンネル、Braille SkateboardingとAutodeskがコラボをして、プロスケートボーダー、Aaron Kyroとその仲間たち、それに工業デザイナーPaul Sohiが、ジェネレーティブデザインでレーザー焼結したチタン製のトラックを試すという実験を行なった。彼らが驚いたのは、そのトラックの軽さだった。通常のトラックより45パーセントも軽く、強度も驚くほど高かった。これまでは部品の損傷が激しかった4メートルのレッジからのジャンプにも耐えられる。

実際にプリントされた部品はハンガー部分のみだが、トラックの中では、ベースプレートとキングピンとアクスルをつなぐ、もっとも大きな部品だ。Sohiは、Fusion360に組み込まれているジェネレーティブデザイン機能を使ってソフトウェアを設定し、強度を保ちつつ重量を最小になる最適なハンガーの形状を作り出させた。プリントにはShapewaysが協力している。

動画の中では、これは安くないと話している。異なる素材のさまざまなバージョンを見せているが、もっとも軽量なチタン製のモデルは、1つ1,300ドル(約14万6000円)。つまり、セットで2,600ドル(約29万円)だ。

この動画は面白い。サンフランシスコ湾岸地区のボーダーたちが、AIによってCADデザインされ、3Dプリントされたトラックの性能に驚き、フレモント・スケートパークを走りまくっている。

原文