Fabrication

2018.12.17

DJIの小さなOsmo Pocketカメラは安定性抜群でDIYプロジェクトの記録に最適

Text by Mike Senese
Translated by kanai

数年前まで、カメラのスタビライザーといえば、ジンバルのバランスを手で慎重に調整する必要があり、不格好で、揺れを吸収するための大きな重りがカメラの下にぶら下がっているようなものばかりだった。しかし、ドローン業界が超小型のジンバルの技術を開発するようになると、小さくて安価なプラットフォームにも対応できるようになり、魅力を感じるようになった。

これは、DJI製の新しい機械式スタビライザー搭載カメラだ。プロジェクトの記録や、YouTubeの動画や、Maker Faireでの記念撮影にも便利そうだ。私たちはこれを手に入れて、編集部で実際に使ってみたが、本当に驚いた。USBメモリーを2つつなげた程度の大きさながら、安定性は申し分なく、4Kセンサーが付いている。小さなタッチスクリーンもありがたいが、スマートフォンに接続すれば、操作性がさらに向上し、画像も大きく見えるようになる。他にもいろいろな機能がある。なかでも私たちが興奮したのは、一人でものを作る様子をライブ映像で配信したいときに便利な自動追跡機能だ。長時間にわたるプロジェクトでは、コマ撮りで滑らかに映像をつなぐことができる。

可動部分の作りはGoProほど頑丈そうには見えないが、全体にとてもしっかりしている。オプションで防水ケースもあるので、粉塵が舞う作業場での使用も安心だ。さらに操作性を高めるためのアクセサリーも追加できる。価格は4万4900円

原文