Electronics

2008.10.17

自家製パラメトリックスピーカー

オーディオスポットライトに詳しい人なら、超音波スピーカーを使った装置が、どれほど細い光線を作り出せるかを知っているはず。これを使えば、一般のスピーカーのように音が広がらずに、遠くまで効率的に音を届けることができる。そのため、この”音の弾道”に入ると、突然に音が聞こえてくるわけで、面白い効果が期待できる。
詳しい情報や資料はあまり揃っていないのだが、このInstructableでは、パラメトリックスピーカーを並べた変換器の性能がよくわかる。たぶん、これを作った人は、キットの販売を考えてるようだ。

Crafts

2008.10.10

尾上裕一の回擦胡

回擦胡(かいさつこ)は弓のないバイオリンのようなもの。尾上裕一氏がハンドルを回すと弦が振動して音が鳴る。さて、彼が演奏している曲の名前はなんでしょう? 答えを見ちゃだめだよ!アンプを通して音を鳴らしているので、さまざまな音楽スタイルに合わせてエフェクターを使用し、音色を変えることができます。回擦胡のネックにはフレットがないため、裕一はスライド奏法を駆使して、伝統的なアジア音楽を思わせるサウンドを奏でています。

Electronics

2008.10.08

ProcessingでGame of Lifeシーケンサーをコーディング

Game Of Life Sequencer in Processingはwesen経由でVimeoから 。
情報的価値の高いこのコード屋のための”教え”の中で、Wesen(Ruin & Wesen)は、ConwayのGame of Lifeをベースに、Processingを使ってMIDIシーケンサーでコーディングする方法を説いている。MIDIを使用する上で、カスタムコードがいくつか使われているが、ここから無料でダウンロードできる。[Create Digital Music]より。

Electronics

2008.10.02

ニンテンドーDSのUbisoft Jam Sessionsで演奏するDaft Punkの"Something About Us"

土曜日のための甘い1曲…、演奏はRandy George、撮影はNicolas Bates。Waxyより。Daft PunkのSomething About UsをAbleton Liveを使っていい感じにカバーしました。ニンテンドーDSのUbisoft Jam Sessions、Midiソフトによるベースとドラムとシンセ。ボコーダーを通したボーカル。テルミン。シングルパスで録音。シングルカメラで撮影。
ヘルメットについて: 本体を張り子で作り、カスタム LED バイザーを埋め込みました。

Crafts

2008.09.29

描いて鳴らすDrawSound

DrawSoundプロジェクトは、描画およびペイントの装置を改造して、タッチスクリーンで鳴らすオーディオソフトと連動させるというものです。ユーザーが出力を操作すると、その結果として絵が残ります。ビデオの4分20秒あたりに、Sine Wave Quartetのパフォーマンスで使用した設定の解説があります。
– DrawSound PDF[Synthtopia より]
– Collin Cunningham
編集から:前回のMake: Tokyo Meetingに参加していただいた城さんの作品ですね。

Electronics

2008.09.25

Tenori-Off

大人気の電子楽器、TENORI-ONは高価だし品薄だし、手に入れるのは困難だと知ったKentaro(編注:福地健太郎さん)は、不屈の闘志を燃やして自分で作ってしまった。取って付けたようなLEDも、ファンクションボタンも、チップもない……、というか全体的にエレクトロニクスとは無縁のものとなった。
みんな、プチプチロールは好きだよね。作り方の解説もあるよ。

Electronics

2008.09.16

復刻版Stylophoneと学研SX-150

「一般的な電子楽器とはちょっと違った電子音響装置の製作及び改造等」を行っているPLAN-K-TRONIKSの最新作。復刻版Stylophoneが学研のSC-150とケースに入っていて、SX-150のVCFで音色を変化させています。いい音出てます。

Electronics

2008.08.28

自作MIDIデバイスでSX-150を弾く

morecat lab.の桑田さんが、大人の科学「シンセサイザークロニクル」の付録シンセを、8ピンのAVRマイコンでコントロールしています。MacからUSB経由でMIDIデータを受信し、それをPWM出力に変換してシンセへ……という流れ。シンプルなシステムです。

Electronics

2008.08.26

電気の刺激でリズムを体感

体というか皮膚でビートを感じ取ることができるマシン「Den-kuri Master」を体験する機会を得ました。はい、痺れました。低周波治療器を内蔵のメトロノームまたはMIDI入力で駆動する機械なんですが、開発者の船田治さんは、なんのためにこれを作ったのでしょう?
ドラマーさんが使うクリック(メトロノーム)は音を大きくして聴くので、難聴になったり、周りの音が聞こえなかったりするため、音によるクリックではなく電気刺激によってクリックを体感できるようにするもの。
MIDI入力の場合は、パルスの強さも変化します。