Electronics

2008.06.25

最古のコンピューターミュージック

1951年8月、BBCの記者がマンチェスター大学において、現存する中で最古と思われるコンピューター音楽を録音している。そのコンピューターは、Ferranti Mark 1というものだ。このとき、この気むずかしい機械は、『バーバー・ブラックシープ』、イギリス国家、『インザムード』の一部を演奏した。
最後の曲は途中で止まってしまったのだが、技師は笑いながら「そのムードじゃないみたいです」と話してくれた。チャーミングな人の声のむこうに、意外に心地よいマシンの音楽が聞こえる。- 緊張したバスーンのような音色だ。

Electronics

2008.06.18

FDDが奏でる『スター・ウォーズのテーマ』

HackszineのJasonの記事から…
説明がどこにもないんだけど、ぜひ見て欲しくてポストします。たぶんこれは手動でFDDのステップモーターを制御するハードウェアハックだと思います。もし、標準のI/O要求を使ってソフトでコントロールしてたとしたら、すごいね。いずれにせよ、3.インチフロッピーディスクドライブは、重要な役割を再び発見したのであります。

Crafts

2008.06.16

Sinclair ZX Spectrumが奏でるレディオヘッド

これはすごい。Sinclair ZX Spectrum、プリンター、オシロスコープ、ハードディスク、スキャナーがレディオヘッドの曲を演奏する! – 作者のサイトより:
歌詞(と副題)になっている”Big Ideas: Don’t get any”に従って、ボクは古くて余っているハードウェアをかき集めて、それぞれ本来の目的とは違う分野で最大の力を発揮するも、完全にはなりきれないという状態に置いてみた。
音は大してよくないけど、最初からそれは望んでないし。

Electronics

2008.06.11

演奏をその場で視覚化

Ben Lewryによって合体させられたエレキギターとノートパソコン。その名はLCDetar。これ以上、キミをギークに見せるハックは今までになかった。画面に表示されるビジュアライズパターンは、ギターが鳴らすサウンドと直結されている。とにかく、ビデオを見てよ。

Electronics

2008.06.06

古いオープンリールマシンで作った音響サンプラー/ミキサー

先週、ベルギーのブリュッセルで開催された”Hybrid World Scrapyard Challenge”ワークショップの参加者のひとりが、古いテープレコーダーとArduinoを使って、入力データを集めてウェブでそのサンプルを操作できる音響サンプラー/ミキサーを作った。下のリンクで、ワークショップの様子が見られます。
Flickr of Hybrid World Scrapyard Challenge
訳者から:Hybrid World Scrapyard Challengeは、2003年から世界13カ国で30回も開かれている、ジャンクから何かを作るというワークショップ。

Electronics

2008.06.04

DScratch – ニンテンドーDSでスクラッチ

ニンテンドー DS用自家製ソフトは、どんどん進化している!DScratchは、Proteinエンジンを利用した初めてのモジュールです。これは、ニンテンドーDSで走る、ちょっとした音声操作ソフトウェアです。WAV音声サンプル、録音した音声サンプル、またはDS内蔵のマイクからの音声ストリーミングを使ってプレイできます。ピッチ変化、スクラッチ、リワインド、ミュートの操作のほかに、サウンドに効果を加えることも可能です。さらに、DScratchは 無線によって MIDI信号を送信できるので、VJingソフトウェアやシーケンサーなどの外部アプリのコントロールも可能になります。

Electronics

2008.06.03

Sound Candy – ウェアラブルで動きに反応するサンプラー

Sound Candyは、加速度センサーでトリガーされるシンプルなサンプラーだ。上のビデオですごく詳しいデモが見られます。なんだかすごく楽しいことができそうな予感。改造し甲斐がありそうだ。自分で試してみるつもり。 – Sound Candy on Califaudio
– Collin Cunningham
編集から:Sound Candyは慶應義塾大学奥出研究室の石橋さんの作品です。石橋さんにはMake: Tokyo MeetingやMaker Faireにも参加していただきました。

Electronics

2008.05.28

Toriton Plus – 水で奏でる音楽コントローラー

この音楽インターフェイスは気に入った。その名はToriton Plus。すごくシンプルなコンセプトで、効果はグレート。
これは、1本のレーザーを使って水面を音楽コントローラーにする装置から、レーザーを5本に増やした発展型です。まだ試作段階なので、予定してるいろいろな種類の出力は反映されていません。
詳しくはToriton Plusを見てね。

Electronics

2008.05.28

MIDIグロッケンシュピール(鉄琴)

すべてのオモチャ楽器にMIDIジャックがあってしかるべきだよね。 -そもそものアイデアは、子供のオモチャの鉄琴をコンピューターで鳴らしたいと考えたことから始まりました。コンピューターから電子的に音を鳴らすことはできますが、楽器が自動的に音楽を奏でるほうがずっと楽しいだろうと考えたのです。大きなスチームオルガンの周りに人だかりができているのを一度は見たことがあるでしょう。録音したものはぜんぜん売れないのにね。いい音だね。この小生意気な楽器にソレノイドを後付けするのには、ちょっとテクニックが必要みたいだけど。

Electronics

2008.05.27

ワイヤレスシンセモジュール

Eric Beugが、今週開かれたITP Spring ShowでWireless Sound Objectsのデモを見せてくれた。- Wireless Sound Objectsは、音を出したり、他のオブジェクトの音を変化させたりするオブジェクトです。コンピューターや他の音楽用ハードウェアに接続して使えますが、単独でも使えます。ライブ演奏、レコーディング、即興演奏、教育などに使えます。パッチコードのいらないモジュラーシンセサイザーだと思ってください。