2016.01.26
ヴィンテージ風からモダン風まで、デザイン重視のRaspberry Piメディアサーバー22台
Raspberry Piコンピューターは、これまでにいろいろなものに使われてきたが、なかでも日用品として人気なのがメディアサーバーだ。作ろうかどうしようか迷っていた人のために、メディアサーバーの作例をお見せしよう。ソフトウェアのチュートリアルもある。ケースはヴィンテージ風からモダン風まで、いろいろだ。
ソフトウェアのインストール
見栄えはどうあれ、ソフトウェアが正しく作動しなければ話にならない。その助けになるリンクを紹介しておこう。
・Lifehackerによれば、このビデオチュートリアルを見ればXBMC(XBOX Media Center)のソフトウェアを30分以内でインストールできるという。
・それに対抗して「Make:」ではXBMCを20分でインストールできるという(ただし、ビデオではなく静止画)。
・Piをハードディスクからのストリームメディア対応させるためのチュートリアル。
・MiniDLNAを使ってセットアップする方法のチュートリアル。
・「最高」のRaspberry Piメディアサーバーを作る方法だとのこと。ストリーミングシステムもカバーしている。
・トレントクライアントを使ってXBMCをインストールする方法。上のストームトルーパーの写真はここのもの[Pinterestより]
・メディアセンターのための最高のLinux Distosに関するガイド。下のようなかっこいい写真もある。
・もうひとつのストリーミング方法にPi MusicBoxがある。これはPiを「Spotify、Google Music、SoundCloud、Webradio、Podcastsなどの音楽系クラウドのためのストリーミング音楽プレイヤー」にするものだ。
ヴィンテージPiケース
ソフトウェアはもちろん大切だが、美しいケースがなければつまらない。つまるところ、PC を使えば済んじゃう話だからね。ここに紹介するのは、古くて新しいヴィンテージ風のアイデアだ。
・上の写真のように、40年代のラジオがメディアセンターとして新しい生命を与えられた。
・これも「音声のみ」のPi-Radioだ。もうひとつはじつに美しい動的に生成される「周波数」ダイヤルセレクター。
・選択肢をずっと絞り込んで、BBC Radio 4だけを受信するRaspberry Piラジオなんてものも作れる。アメリカ人の私にはよくわからないが、素晴らしいハックだと思う。
・1932 Piラジオ Mephisto IIは、じつにエレガントだ。下の写真がそれ。
[Lifehackerより]
1930年代と、最初のiPadとの間に位置するレストア物が、このSpotifyテープデッキだ。下の写真がそれ。テープを入れるとストリーミングのプレイリストが切り替わる(片面ずつ)。ボタンもちゃんと機能する。
・下のビデオに登場するのは、Audio Infuser 4700。WiFiストリーミングに対応したRaspberry Piだ。ターンテーブルもある。正面に埋め込まれた5インチのCRTには波形が表示される。[Hackaday より]
・メイソンジャーは今でもあるが、昔っぽく見える。下はメイソンジャーをケースに使ったPi enclosure made out of oneだ。
モダンなケース
レトロな外観もいいが、21世紀のストリーミングやメディアツールは21世紀らしく見えるのもいい。ここでは、現代風のケースを紹介しよう。
・簡単にケースを買うだけでオーケーなら、これがいい。ファンも内蔵されている。もうひとつは、テレビの背面にマウントできるという便利なものだ。
・下の写真は、暖房の温度調節機に埋め込んだ薄型のメディアサーバーだ。
・工具が揃ってないという人は、レゴでケースを作るという手もある。または、アルトイズの缶も使える。
・SqueezeBerry の音楽プレイヤー は色的にレトロな感じだが、ガレージにあった廃木材で作られている。
[原文]