2011.07.04
Solar Sinter Project – 太陽光と砂で3Dプリント
Markus KayserのSolar Sinter Project(太陽光焼結プロジェクト)は、太陽をパワーに、砂を材料に使う3Dプリンタだ。
エネルギー源と天然資源の枯渇がより問題視される中、このプロジェクトは、エネルギーと素材が無尽蔵にある砂漠の生産性を探るものです。この実験では、太陽光と砂を天然エネルギーとして使い、3Dプリンタの技法でガラス製品を作ります。高度なテクノロジーを用いて天然のエネルギーと素材を合体させるわけです。
太陽光焼結は、製造業の将来に関する疑問と、世界でいちばん高効率なエネルギー源である太陽のフル活用という希望を喚起することが狙いです。明確な答えは出ませんが、発想の転換につながることを期待しています。
[@clothbot より]
– Matt Richardson
訳者から:すごく意義深い実験だと思う。これが仕事になれば、砂漠で日の高い間だけ働くという、人間的な生活もできるしね。発注した側も、自然相手だからと、急かしたりイラついたりしないで待つ。そんな社会がいいね。
[原文]