2007.04.10
安価になった"3D印刷"
New York Timesに、安価な方式から高価な方式まで、3次元印刷に関するよい記事が掲載された。(写真はLEGOで作った宇宙船 Marty Katz: The New York Times)
この数十年間、電子産業は平面画像のコピー、電子メール送信、印刷、FAXなどに多大な予算を投じてきたが、今や、同じことを三次元の立体で”形作ろう”としている。今やどの国の工業デザイナーでも、数万ドルという価格さえ払えば3Dプリンターや3Dスキャナーが手に入るため、彼らにしてみれば珍しい話ではないのだが、今や、ホビイストや小規模事業者でも手の届く低価格帯でこれらのツールが手に入る時代になったのだ。
何台ものカメラを並べたレーザースキャナーは、物体の主だった凹凸や割れ目や角や面を取り込んで信号化する。このデータはコンピューター上で変形や加工ができる。そして3Dプリンターに送られるわけだが、ここはまるで異世界の処理工程となる。プリンターからは加工されたバージョンの物体が生み出されるわけだが、そこではレジンやデンプンなどを使ってデータが実体化される。
Beaming Up 3-D Objects on a Budget – New York Times – Link
関連:<
- Color 3D Prints – “Print” World of Warcraft characters – Link
- Avatar… in real life (3D printing) – Link
- Contour Crafting – 3D printing houses – Link
- Printing out real 3D objects… – Link
- What a 3D Printer can’t do… – Link
[原文]