2012.06.13
NEWS FROM THE FUTURE – ダウンロードや再利用のために芸術作品をスキャンして世界に公開する
NEWS FROM THE FUTURE – Scanning Art for the World to Download & Make…
商品の民主化、産業界の革命、そして物の海賊行為というまったく新しい時代の始まりだけでは満足できないかのように、MakerBotチームは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館(Met)所蔵の作品を123D Catchを使ってスキャンして、ダウンロードや作り変えが可能な形で世界に向けて公開するという試みを行っている。
たとえば、美術学校では、本物のダビデ像を目の前で見られる。現代の芸術家が、過去の芸術作品を詳しく調べたりハックできるとしたら、どうだろう。これがアートの世界に与える影響は大きい。なにより最高に感動したのは、これを許してくれたMetの懐の深さだ。
MakerBotでは、この試みを現在行っている。今後、所蔵作品の3Dスキャンを許さないという美術館があるかどうかを注目したい。
– Phillip Torrone
訳者から:美術館は、模写はいいけど写真はダメというところが大部分だからね。さすがはMetだ。
[原文]