2007.08.13
三次元オンデマンド製造販売代行サービス
Kendallより –
私の認識が正しければ、この会社は、3Dプリントをシームレスパッケージにすることで誰にでも製品のデザインと販売をできるようにするという特許出願中の技術を使って、アイデアを持っている人がデザイナーを捜して(クラウドソーシング)、製品をデザインして、世界に宣伝して、消費者が買えるようにするというものらしい。それには、工場も流通チェーンも使用しない。さらに、ウェブサイトで製品の改良をしてその結果をリアルタイムで見られるということも考えているようです。もしあなたが製造業に携わっているか、製品を売り出したいと考えているなら、製品をオンデマンドで”プリント”できるこのシステムは、流通チェーンも必要なく、在庫を抱えることも設備投資もいらないため、かなり有望でしょう。先日、オースティンで開かれたあるイベントで、この会社のことがわかりました。私は製品開発市場に携わっているため、こうしたシステムの有用性を感じています。
Digital Reality, Inc. – Link
いろいろクリックしまくってみた。Makeの”News from the Future”の記事みたいだよね。でも、まだ正式に動いてないみたい。
訳者から: Digital Realityは、一般ユーザーが送ってきたアイデアを製品化して、宣伝販売まで代行してくれるというサービス。いわゆるデザインソーシングとドロップシッピングを結合させたサービスで、現在Ponokoがテスト運用を開始している。Digital Realityは、それよりさらに一歩進めて、3Dプリンターでリアルタイムに製品を作ってしまおうというものだ。写真のサイトはDigital Realityのサービス用のデモサイトということで、まだ一部しかリンクができてない。この記事には、Ponokoの共同創設者Derek Elley氏の書き込みがあり、彼は Digital Realityを「スゴイことをやろうとしている」と賞賛している。ちなみに、Elleyさんは、Ponokoのサービスについてこんな説明をしています。
「我々は世界初のパーソナル製造プラットフォームです。利用者は製品の購入、販売、デザインの提供ができます。利用者はクリエイターとして名を売ることもでき、購入客は自分だけの特注製品を手に入れることができます。将来的には、要望に従ってクリックひとつで何でも作れるようになるでしょう」
なんか、スゴイことになってるみたいね。
[原文]