Electronics

2008.09.05

運動式充電器

Text by kanai

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CleanTechnicaの発表によると M2Eの運動を電気に変えて充電するポータブル充電器が来夏に発売される。

運動エネルギーシステムは、磁場を導電物質が通過するとき、導電体の速度に応じた電圧が発生するというファラデーの法則を応用した充電器です。このシステムでは、導電体はコイルです。このコイルに対して磁石のほうが動く仕組みになっており、充電器本体が動くごとに電気が起こり、コンデンサーに貯えられます。論理回路により電気はリチウムイオン電池に充電され、利用できるようになります。

6時間動かすと、30~60分使える電力が得られるそうだ。そんなに長くジョギングする人はいないだろうけど、将来はおそらく、こうした充電器が建築機器や犬の首輪に付けたり、サッカーで駆け回る子供に持たせたりという光景が見られるかもね。
– Patti Schiendelman
原文