2012.01.12
図書館にハッカースペース
Maker Stationは、インディアナ州フォートウェインのアレンカウンティ公立図書館の駐車場に停めた50フィートトレーラーの中にある。ここはDIY愛好家たちが工具と知識を共有するためのハッカースペースだ。(写真クレジット:TekVenture)
この週末、Makeの特別筆者でもあるNPR(公共ラジオ)のJon Kalishは、図書館がハッカースペースやMakerスペースを作り始めているという番組を放送した。これは、Makeでもずっと話題にしてきたことであり、Phillip TorroneもSoapboxコラムで書いていた。この考えが、一般に根付いた感じで、すごくうれしい。我々にはごく自然なことなんだけどね。
「図書館の世界の人たちは、3Dプリンタは図書館にあってもおかしくないものと考えていた。また、図書館は3Dプリンタを置いて、その技術や、どのように開発されたかを知らしめるべきだとも考えていた。なぜなら、これは本当にすごいものだからだ」とBackusは語る。「20年後に、3Dプリンタを持っていない人がいたら、私はホントに驚くだろうね」
3Dプリンタは、ニューヨーク州北部のフェーエットビル・フリー図書館にすでにある。地元のコンピュータショップから寄付されたものだ。それだけではない。この図書館は、ハッカースペースを設立のために10万ドルを獲得した。司書のLauren Smedley(29)はこの助成金を勝ち取った張本人だ。彼はさらに、IndieGoGoというウェブサイトにハッカースペースを作るという約束で35000ドルを上積みさせた。
Libraries Make Room For High-Tech “Hackerspaces”
– Gareth Branwyn
[原文]