CNCルーターに詳しい人なら、大量の削りクズが出ることを知っているはず。たいていのマシンは、専用のコンピューターで制御するようになっていて、それも削りクズにまみれる。その永遠に続く削りクズとの戦いに疲れたWyolumのKevin Osbornは、 Raspberry PiとAlaModeシールド(Maker Shedで販売中)を使って彼のShapeOko CNCマシンをネットワークに組み込んだ。エレクトロニクス部分は箱の中に隔離して、ワイヤレスでG-Codeを送る仕組みだ。Raspberry Piがマシンをコントロールするので、大切なパソコンはクリーンなまま。他の仕事にも使えるようになった。
Raspberry Piはシステムのホストとして機能し、Synthetosが提供しているオープンソースのCNC制御プログラム、GRBLを走らせるAlaModeにG-Codeをロードする。すると、grblShieldがパルスを増幅して、ShapeOkoのステッパーモーターを動かす。Kevinによれば、「最高にシンプルでAlaModeのもっとも有効な使い方」だそうだ。Wyolum サイトにはシステムの概要が紹介されているが、Kevinは、より詳しい説明と、ネットワークでG-Codeを送る方法のハウツーを急いで準備して公開すると約束している。楽しみだ!
– Michael Castor
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