2013.02.20
オバマ大統領が一般教書演説で3Dプリントに言及
オバマ大統領は、先日行われた一般教書演説のなかで、3Dプリンターに言及し、3つの製造業ハブを立ち上げて積層造形に焦点を当てると話した。大統領は議会に対して、「こうしたハブを15箇所」作り、アメリカが「新しい仕事と製造業の磁石」になるよう注力することを提案した。このハブを設けることで、新しいハイテク産業の雇用が生まれるという。
積層造形については14:50あたりで話している。
国防総省は、2012年8月、NAMII (National Additive Manufacturing Innovation Institute:全米積層造形イノベーション機構) の創設に3000万ドルを投入した。オハイオ州に設立されたこの機構は、この種の製造ハブとしては初めてのもので、その第1回目のプロジェクトの申し込みを先日、締め切った。最終選考は5月1日とのことで、どのようなプロジェクトが選ばれるのか楽しみだ。プリント可能な食べ物を作るのだろうか。医療分野の応用だろうか。それとも、これまでのプリント回路の研究をさらに進めるのだろうか。みんなの意見を聞かせてほしい。
– Eric Weinhoffer
[原文]