2013.07.18
FAB9 第9回 世界ファブラボ会議、国際シンポジウム参加受付開始
オライリー・ジャパン/MAKEも特別協力としてサポートしている「FAB9 第9回 世界ファブラボ会議」。8月21日から27日まで横浜で開催される本イベントは、主に世界各地のFabLabの運営者が参加するものですが、そのなかで唯一このムーブメントに興味を持つ方、すべてが参加できる国際シンポジウムのチケットの販売が開始されました。
世界50ヶ国200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房のネットワーク、「ファブラボ」。日々、異なる国のメイカーどうしが国境を越えて連携しあい、単独のラボだけでは決してなし得ることのない、まったく新しいかたちのコラボレーション、そして革新的なものづくりが行われています。
3Dプリンタやレーザーカッターが、インターネット端末となったとき、一体何が起こるのか?世界を疾走するハイパーノマド達は、成熟国と成長国を渡り歩き、何を起こそうとしているのか?顔の見えるグローバル・コラボレーション、そしてローカル・アクションとの両立はいかに可能か?
本シンポジウムでは、マサチューセッツ工科大学ビット・アンド・アトムズ・センター所長ニール・ガーシェンフェルド氏と、慶應義塾大学SFCソーシャルファブリケーションラボ代表田中浩也氏がホストを務め、世界各地から集まったファブラボの代表者たちが、「TED」のようなスタイルで、各々の実践を紹介します(実際、ファブラボの代表者たちは、各国で既に「TED」に数多く招待されており、そうした場を通じてファブラボのアイディアが世界に拡散されてきました)。
さらに、ノルウェー出身のイェンス・ディヴィク氏が、約2年間に渡って地球各地のファブラボを自ら訪ね歩き、撮影した映画「Making, Living, Sharing」(つくること・いきること・わかちあうこと)を全世界に先駆けて初上映し、これからの新しいクリエイター像、デザイナー像を提示します。
開催概要
日時:2013年8月26日(月)
受付開始:12:00/開演 13:00/終了予定 18:30
会場:KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
定員:500名
参加費:一般:10,000円 学生 5,000円
主催:慶應義塾大学SFC研究所ソーシャルファブリケーションラボ
共催:MIT Center for Bits and Atoms、 ヨコハマ創造都市センター(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
後援:横浜市、FabLab Japan Network、International FabLab Association
チケットの購入方法、その他詳しい内容は、ウェブサイトにてご確認ください。世界各地の取り組みを実際に生で聞くことができる、またとない機会です。オライリー・ジャパン/MAKEも当日は書籍の販売を行います。興味のある方はぜひご参加ください!