Fabrication

2013.08.22

「住みたいタイプの世界を設計する」発明家Saul Griffithインタビュー

文芸サークルから帰る途中、KQEDラジオで才気溢れる発明家、Dr. Saul Griffithの面白いインタビューを聞いた。Saulはさまざまな仕事をしているが、MAKEの外部筆者兼技術アドバイザーでもある。彼は、子供向けのDIYコミックシリーズ『Howtoons』の共同執筆者であり、MAKEのDale Doughertyとメイカースペースも作っている。さらに、Squid Labs、Makani Power、Instructables、Otherlabの共同創設者でもある。

Fabrication

2013.08.21

Kickstarterの1ドル寄付ってどうなの?

クラウドファンドは、今やMaker活動には切っても切れない存在になった。ほんの最近始まったばかりのものであることを忘れてしまいがちだ(Kickstarterは2009年に始まっている)。たしかに、これは非常にパワフルなツールだが、クラウドファンドの文化や基準はまだ定まっていない。そこで先週、友だちと1ドル寄付の「正当性」について話し合ったことを思い出した。

友人は、自分でKickstarterキャンペーンをやったことはないが、いくつかのプロジェクトに寄付をした経験がある。

Fabrication

2013.08.19

Yamaguchi Mini Maker Faire レポート

 

2013年8月11日、12日の2日間、山口情報芸術センター[YCAM]で、Yamaguchi Mini Maker Faire(主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団)が開催されました。

この2日間、山口は最高気温38度という猛暑。暑さにも負けずたくさんの方にご来場いただきました。

会場である 山口情報芸術センター(YCAM)は、展示スペース、劇場、市立中央図書館を併設する山口市立の複合文化施設。

Fabrication

2013.08.19

アストンマーチンを3Dプリントする

Yahea Abdulla によるインタビュー

Solidoodle 2nd Generationを使って自動車を一から作ろうとしているニュージーランド、オークランドに住むSolidoodleユーザー、Ivan Sentchに話を聞いた。進行中の彼のプロジェクトの写真を見たとき、それが彼の3Dプリンターを使った初めてのプロジェクトであるとは信じられなかった。また、こんなに大きなものをデスクトップ3Dプリンターで作れるなんて思わなかった。このユーザーには、そんな不信を吹き飛ばしてもらいたい。

Electronics

2013.08.19

Raspberry Piで小鳥を治療

バルセロナに住む Jorge Rancéとその友人、Christinaは、足を折った小鳥を見つけ、獣医に持ち込んでギブスをはめてもらった。ギブスが外れると、パト (彼らはそう名付けた) はしばらくJorgeの家で静養することにした。残念ながら彼は家を空けることが多いので、Jorgeを見守る方法が必要だった。

「Raspberry Piが余っていたんです」とJorge。

Science

2013.08.16

Makerキッズへの推薦図書

カナダの自宅庭で、2人のMaker兄弟が「おうち休暇」中、素晴らしい小説で時間と空間の旅を楽しんでいる。

この前、The Swiss Family Robinson(無料)のことを思い出した。この本は読んだことがないのだが、ディズニーランドにあるそのツリーハウスは、仕掛けやら橋やら奇妙な部屋があって大好きだった。そこで、夏休みの読書について考えてみた。若きMakerたちに推薦できる本はなんだろう。彼らが工作の手を休めて、木の下で、あるいはティピーの中で丸くなって読みたいと思う、自分と同じようなキャラクターが活躍する物語だ。

Electronics

2013.08.16

Seeed StudioのArduinoフォン

タッチスクリーンシールドとGPRSシールドをArduino Unoにつなげたら何ができる? 答えは電話! Seeed Studioは、Arduino phoneのintstructableを発表した。これを見れば部品を集めて作れる。基板のデザインとArduinoのライブラリは、彼らのgithubのリポジトリーにある。3DプリントできるケースのSTLファイルも公開されている。

Fabrication

2013.08.15

ニッポンの夏、3Dプリンタの夏

国内でも3Dプリンタを目にする機会が急激に増えている。いくつかの家電量販店では、ハードウエアの販売やデモが始まっている。8月2日にオープンしたヤマダ電機LABI1日本総本店(池袋)の売り場は想像を上回る充実ぶりだった。CubeとCubeXの動作状態を見ることができ(溶けた樹脂の匂いがほのかに漂う)、マテリアルの売り場やソフトウエアのデモ機もある。入れ替わり立ち替わりお客さんが見学に来ていた。どのくらい売れているのか、とても気になるところである。

ビックカメラやヨドバシカメラでも販売が始まり、ハードウエアの入手経路は広がった。

Electronics

2013.08.14

Pedal Power ─ 時速160キロを出す自転車への挑戦

イギリスのTom Donhouは、マウンテンバイクとロードバイクの美しいフレームを手作りしている。彼は、その技術を使って、平地で時速100マイル(約160キロ)を出せる自転車を作る(そして運転する)というアイデアを思いついた。自分の工房で作業しながら、イギリスの自転車パーツメーカー、Royceと共同で弾丸自転車を作り上げた。そのフロントギアは車輪ほどの大きさがある。

彼は、その昔、爆音を轟かせてユタ州のソルトレイクを疾走する手作り自動車に刺激を受けていた。