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2015.05.22

車も蹴散らす4.5メートルの戦闘用MegaBot

Text by Keith Hammond
Translated by kanai

フルサイズ自走式2砲搭載戦闘用MegaBotがMaker Faire Bay Areaに初登場し、巨大な自家製ペイント弾を無力なアートカーを攻撃(車は標的として用意されたもの)。その大きさと空気砲の轟音に観客は身震いした。

MegaBotsのことは聞いたことがあるかもしれない。構想中の巨大ロボットの戦闘リーグだ。しかし、実際に走って空気砲で相手を狙って撃つロボットのプロトタイプを見たのはこれが初めてだ。このプロトタイプは、小型のブルドーザーの無限軌道の上に作られているが、ゆくゆくは映画に出てくる巨大人型ロボットのように2足歩行させる予定だ。無限軌道バージョンでも十分に迫力がある。2人乗りで、一人はドライバー、一人は砲手を務める。怒ると背伸びをして身長は4.5メートルに達する。こんなバケモノのようなロボットにフットボール場で死ぬまで戦わせるなんてアイデアは、極悪だ。

MegaBotの共同創設者、Gui CavalcantiとMatt Oehrleinは、ロボットの空気タンクを再充填する間、Autodeskがスポンサーとなっているそのロボットにまつわる話で観客を沸かせていた。そして、ショーが始まった。右手の大口径の空気砲に加えて、左手にはリボルバー型のマガジン式空気砲が備えられている。AutodeskのA360 & MegaBots Design Contest and Engineering Challengeで優勝したRobert Masekの設計だ。Robertは、マサチューセッツ州ソマービルにあるあの有名なArtisan’s Asylumメイカースペースのディレクターでもある。Pittsburgh Art Car(Jason Sauer とその仲間が製作)にはまったく勝ち目がなかった。

原文