Fabrication

2015.06.19

ボートを作るならこの6つのアイデア

Text by Jeremy Cook
Translated by kanai

ボートは楽しいが、ほとんどが長い年月をかけて安全性が確かめられた方法で作られている。何千年もの開発の歴史を考えれば、それがいちばんいいことはわかる。しかし、そうした伝統に刃向かう気がある人のために、ここに6つのユニークなアイデアを紹介しよう。

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ポップポンツーン

ポンツーンボートは水上をゆっくり移動するのに向いているが、なぜ2つの空気室の上に載っていなければならないのだろうか。このボートは、約2,400本のペットボトルを加圧処理された合板で作った2つのポンツーン型構造の中に詰め込んでいる。とてもゆっくり、時速約8キロで航行できる。

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コンクリートカヌー

コンクリートと船は普通は相容れないもの同士のようだけど、カヌーをコンクリートで作ることは、土木工学科の学生にはとてもいい勉強になる。実際にこの船が使われているところが見たい人は、クレムソン大学で6月20日から22日に競技会が行われるので、それを見るといいだろう。行け、タイガース!

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トレーラーハウスのボートハウス

キャンピングトレーラーを平底船に載せたこれは、多くの人が夢見ている船になるんじゃないだろうか。しかし、この Botorhomeは水陸両用(穏やかな海専用だと思うけど)。約1時間半でコンバートできる。船体には8つのポリウレタン製ポンツーンが付いている。

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竹のボート

世界の一部地域では、こうした構造の船は普通に使われているが、欧米人にとってはこんなボートの作り方は珍しいだろう。見る限りでは太い竹を何本か紐でつなぎとめただけの構造だ。たしか竹の表面は水を弾くようになっていたはず。丈夫で中空な竹は、ボートの素材としては理想的なのかもしれない。

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段ボールボート

このビデオによると、「自分がクレイジーだと人に信じさせるもっとも効率的な方法は、段ボールでボートを作ると言ってやること」だそうだ。それは本当だろう。しかし、段ボールボート競争(そう、本当にあるんだ)からヒントを得て作ったこの段ボールボートは、かなり頑丈そうだ。

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塩ビパイプボート

塩ビパイプはMaker御用達素材だが、このボートの素材としてもリストアップされている。この船の背景にあるシンプルなアイデアは、フレームをパイプで組もうというところから始まった。そのフレームをヘビーデューティーなタープで覆い水を入れないようにして、人が乗りやすいように船底には合板を敷く。ボートは見事に浮かんだ。コストはなんと約100ドル。お好みならば、塩ビカヤックも作れる。

原文