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2015.08.03

MFT2015レポート ─ Maker自作の楽器を奏でる「DIY MUSIC」が3年ぶりに復活! 

Text by okawa

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Make:Tokyo Meetingで人気のイベントだった「DIY MUSIC」。今回、3年ぶりにMaker Faire Tokyo 2015で復活し、1日目の8月1日16:45から屋外ステージで「DIY MUSIC SUMMER PARTY」として開催されました。

つい1時間ほど前までは日がまぶしく暑い屋外ステージでしたが、「DIY MUSIC SUMMER PARTY」が始まる頃には日が陰り、海風が心地よい夕涼みライブとなりました。

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トップバッター、宇田道信さんが演奏してくれたのは、自身が開発した楽器「ウダー(Udar)」。ウダーは、円柱系の操作部を全ての指を使って和音演奏する電子楽器です。優しい音色で、「戦場のメリークリスマス」や「いつも何度でも」などが演奏されると、会場からは「癒されるわ~」という声が聞かれました。

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お次は、音楽家・大友良英さんが中心となって足立区千住地域にて始まったプロジェクト「千住フライングオーケストラ」のみなさん。プロジェクトで開発した「音が出る凧」を飛ばして演奏してくれました。海風があり、凧を飛ばすのにはもってこいの環境でしたが、やや風が強かったみたいで、操作が大変そうでした。この日チューバを吹いたタオくんはお客さんの前で初演奏! 緊張しながらも力強い音を届けてくれました。

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3番手、「ヌケメバンド」さんは、写真のスライムシンセサイザーや、おもちゃによるグリッチなどを奏でる5人編成のドローン/エレクトロポップユニット。初めて聞くような、でもどこかで聞いたことがあるサウンドが飛び交う、実験的な演奏でした。

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そして、電子回路から音をつくるDIYバンド「The Breadboard Band」さん。ブレッドボード上に回路を作り、その場で電子部品を組み替えながら演奏してくれました。演奏に使ったArduinoとサウンドライブラリMozziのためのシールド基板「mobileBB shield for Mozzi」は、ブースC-02-05で展示・販売もしています。

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最後は、ギークテクノポップユニット「TELESCOPE」さん。プログラミングと電子工作を使ったライブパフォーマンスを行っています。軽快なテクノポップのリズムに会場のお客さんはノリノリ。小さな女の子も思わず飛び跳ねて踊っていました。

音楽でMakeを感じられる「DIY MUSIC」を、次回のMaker Faire Tokyoでも!

– 大川 晶子